今年は、なぜか島外に出かける用事ができる。
2月末から3月にかけて小中学時代の同級会で河津桜~熱海泊~箱根一周をしたんですが、
3月末には四国の高知県野市町での「ほのまるハートアートギャラリー」さんでの展示会に参加。
そして3度目の今回(4月22日~26日)は姪の結婚式に参列のため宮城の白石から仙台まで出かけました。
さて、出かけるとなると、時間や人との交流がもったいないのでスケジュールがいっぱいになります。
夕方まで仕事をして、さ~出発は 5時(途中、お得意さんのお店に納品)
22日 奄美7時発のJALで9時過ぎに羽田着
10時ごろホテル着 ここで近くに住んでいる友人と待ち合わせて軽い食事。
友人の近況報告をきく。
~スミレの花咲くころ~悩みし君をおもう~ のようなステキな女性です。
23日 9時発の東北新幹線にのるため東京駅へ。
新幹線の改札前で、なんと奄美大好き人間の東京在中のご夫婦にばったり。
「え・え・え~~、なんでこんなところでお会いするんですか~」
とお互いにびっくりしたり、たまげたり・・・してしまいました。
11時、白石蔵王駅着。駅の裏玄関を出ると、狭い道が1本あってそこを2~3分歩くと、なんと我が実家の塀にぶつかるんです。屋敷が広いので、道が中断して迂回しないと玄関にたどりつけません。とこんなことをいうとスゴイ家のように聞こえますが、少子高齢の世代には無駄な財産という感じですね。(私のように市営住宅に住んでいると、便利さと安全さとプライバシーの保護にかけてはバツグンなので、大きな家はしんどいなあ~と思う)
甥夫婦に出迎えてもらう。
母と兄夫婦が一生懸命働いて築きあげた家には懐かしい母もいなくて、仏壇にはきれいな芍薬の花が飾られ、両親、兄夫婦、幼いときに亡くなった兄の長男お写真が鴨居に飾ってありました。
午後から甥夫婦とお墓参り。
見上げるとそこに蔵王のお山がありますが、煙って頂上の形が見えません。
気持ちのいい風と木々の緑が美しくそよいでいました。
(私が死んだら、両親のそばにほんの一掴みの骨を分骨してもらおうかしら・・・後は奄美の海に散骨して・・なんてことが頭をよぎりました)
姪の車を借りて、町にでます。
妹が働いている「寿丸(すまる)屋敷」へ。


妹のshiromatiさんは見学客の説明をしていました。
明治初期に建てた商家をそのまま保存しながら、市の委託事業でイベント広場にしています。
妹はそこで事務員さんをしてるんですが、「shiromati blog」を毎日のように更新していてなか なか見ごたえがあります。

妹と、近くの蔵楽(くらら)さんで遅い昼食。写真は蔵楽さんのお二人です。
妹のブログにしょっちゅう紹介されているので、ともかくお店に行ってみなくちゃ~です。
おしゃれな店構えです。本体は寿丸屋敷の蔵の一つですが、イタリアン料理にマッチしてい ていい感じでした。パスタもとても美味しかったです。
仕事中の妹と別れて、友人宅を訪問。
同級生の信ちゃん宅です。お孫さんが3人います。
今夜は近くの居酒屋さんで同級会をするんですが、
いつも幹事役を引き受けてくれる頼りになる人。
夜は10人で同級会でした。


営林署で働いていたT君の、熊の話が面白かった。
熊とはとても臆病な動物だそうで、出会い頭に熊とであったときの話は手に汗を握りました。
熊と出会ったら、まず、あんたを攻撃する気はないよ、大丈夫大丈夫と唱えながら、
目はそらさずに、一歩づつ後退するんだそうです。
すると、熊も一歩づつ後退してそのうち山に入ってしまったとのこと。
死んだふりはぜったい危険だとのことでした。
死んだふりはし通せないし、あれはマンガの中の話ですって。
それから熊の食事の仕方。
熊は大きなならの木などの木の上に登ってから、熊座りをして、実のなっている枝を自分のまえに引き寄せてその上に座り、実を食べるんだそうですよ。
山に入って木を見上げると、枝が重なって折り曲がっているのはみんな熊の仕業だそうです。
木登りは上手だけど降りるのは下手で、木の幹に引っかき傷があるのは熊が降りた証拠ですって。
とこんな話がとても面白かった。
それから野菜づくりをしている秀ちゃんは、うちの畑には、きつね、たぬき、いたち、ハクビシンなんか来るんだよとのこと、次回は彼女の家に行って、ぜひそれらを目撃したいものですね。
私のたっての要望に集まってくれた同級生のみんなあ~今度は奄美さこらいね~
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