一昨日、午後10時からのNHKFMシアター「島の密航先生」をご案内しましたが、お目めをぱっちりあけてまじめに聴いてくださった方、聴きたかったのに他の用事があって聴けなかった方、番組を待っているうちつい眠ってしまった方、ラジオがないんだよ~などなど人それぞれだったと思いますが、私はお店のラジオにかじりついて(自宅は電波が入りません)聴きました。
まずは、とてもいいできばえで感動しました~! 泣いたり笑ったり、出来上がるまでの心配などすっかり吹き飛んで、安心して聴くことができました。 この物語は奄美の戦後史のなかでもとても感動的なドラマです。 私も奄美の女性史を始めたにもかかわらず、戦後史の聞き取りに移行したきっかけになったのがこの教科書密航でした。奄美の子どもたちのために自分を犠牲にした2人の教師はもっともっと知ってほしい史実です。 今回こんなふうに機会をつくってくださったことに感謝します。 また、作り手のディレクターさんやライターさんの考え方や生き方なども彷彿させてくださって、私にとってもとても嬉しい出来事になりました。 番組のナレーターさんが、佐竹京子原案と言ってくださったときは、ぐっとこみ上げるものを感じました。聞き書きに夢中になっていた日々、小学生の息子を一人自宅においてラーメン屋さんに夕食の配達をお願いしたり・・・眠る時間がもったいないなんて思っていた日々でした。 でもそれよりも、 こうして奄美の埋もれそうになった歴史を誰かが、時を経ながら引き継いでくださったことにも感謝です。ありがとう。ありがとう。ありがとう! 昨夜聞き漏らした島のみんなに聴かせてあげたですね。 スポンサーサイト
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「佐竹京子原案」と電波の悪いラジオから
流れた時には、感動!でした。 今度は映像で見たくなりました。 文部省推薦の映画とかいいですね~ shiromatiさん、どうもありがとう。
今年はなんだかいろんなことが起こりそうな気がします。 今の時代にぴったりの映画になりそうね。 利益追求だけではだめよってね。 |
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