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年越しの夜
2009年
  新年あけまして、
        おめでとうございます。

今年の新年はいかがお迎えでしたか。

私の大晦日から新年は、毎年のことながら夕方までお店の整理や掃除をしてから、一人暮らしをしている友人のオバ~のところに出向いて紅白歌合戦をみて・・・というものでした。
今年82歳になるというオバ~は、近くに娘さんもお孫さんもいるのに、自分の家が一番といってどこにも出かけません。でも一人ではつまらないので、誰かいてくれたらいい、と思っていたところでした。
そんな環境を知っているので、私も今夜はオバ~のところに行って年越しをしようということになりました。

ひとり暮らしの人が一年中で一番嫌な時間は年末年始です。
私の場合、息子が1歳のときに離婚したんですが、離婚の条件に盆暮れは息子を父親の実家で過ごさせるという暗黙の了解が取り交わされていました。
父親の実家には、おじいちゃんおばあちゃんがいたので、息子にとってもその方が健康的であろうと思いました。離婚を求めたのは私の方ですから、離婚さえうまくできたら必要以上に憎しみあったり、喧嘩をしたりするということは避けたいと思っていました。

ところが大晦日ともなると、名瀬の街はまるでゴーストタウンみたいです。
ほとんどの人が実家に集まるので、街中の電気がみんな消えたままで真っ暗になってしまいます。
最近はそうでもなくなりましたが、30年まえの名瀬の盆暮れは、夜になると真っ暗になっていました。

そんな中で、ポツンと一人佇んでいる姿を想像してみてください。
ちょっとたまらないえすよね~
しんしんと圧しかぶさってくる孤独な時間。
そんな時間に押し潰されそうになりながら、耐えてきたんですよね。
何かをすることで、時間を紛らわせてきたような気がします。
聞き書き、冊子の発行、社会活動など、みんな孤独に食いつぶされそうになった時間との闘いだったような気がします。
前向きに生きなければ、この島では私の生きる場所がないような気がしていました。
自分に負けたとたんに、孤独という毒に呑込まれてずたずたにさいなまれてしまいそうでした。

年末年始の華やかな時間の陰に潜んでいる私の中の孤独が、毎年蘇ってきます。
で、そんな思いを共有できるオバ~に目をつけて遊びに行って、オバ~が練炭火鉢でことことと炊き上げたおでんをつつきながら、紅白をみて年を越しました。
オバ~、ありがとう。
お陰さまで今年も一年、何とか生きられそうだよ。

オバ~も言ってくれました。
あんたのおかげで、今年は楽しかったと。

暮れになって大手会社から大量に解雇された非雇用の皆さんのことを考えると、私の孤独など爪あかほどのことかもしれませんが、大変な時代の波は、きっとこの島にも襲い掛かってくるような気がします。しわ(心配)じゃ~しわじゃ~です。


年始早々に失礼しました。





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【2009/01/03 15:34】 | 日常の眼 | トラックバック(1) | コメント(0) | page top↑
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