
奄美で生涯を閉じた日本画家の田中一村は、いろいろな人によって語られ、出版され、映画になったり、さまざまなグッズやカレンダーにもなったり、焼酎のラベルにもなって、ほんとうに多彩な活躍をしていますが、今回の本は美術評論家の大矢鞆音(ともね)氏による田中一村ガイドブックです。
(大矢鞆音氏を日本画家と紹介していましたが、正しくは美術評論家です。お詫びして訂正させていただきました7・27)
大矢氏は田中一村が世にでることになったNHKの日曜美術館で紹介されたときから衝撃を受けた方で、その後田中一村美術館の設立にも深くかかわっていらっしゃいます。
一村さんへの並々ならぬ思いがこの本には込められています。
田中一村。
私もはじめて田中一村の絵をみたときはすごい衝撃を受けました。
それぞれに、ひとりひとりの田中一村ってあるんだな~と思います。
お薦めしたい本ですね。
東京美術刊・1890円(税込み)です。
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