高校生ミュージカル「ヒメとヒコ」というのがありました。
運良く、定休日で時間が取れたので、さっそく会場に駆けつけました。

先日の新聞でも紹介されていたけれど、その場にならないと行けるかどうかわかりません。
思いがけないサプライズのような気持ちでした。

出演者はすべて高校生です。
鹿児島県の大隈半島にある鹿屋市周辺の高校生と、鹿屋女子高校音楽部、国分中央高校ダンス部、それに大島高校新体操部、奄美高校郷土芸能部などでした。

物語は、1500年前にタイムスリップした奄美の王国と大隈の国のラブロマンスです。
物語の進行の合間に絶えずリズミカルなダンスが展開して、ほんとにこの子たち、高校生?
と疑ってしまうほどの出来栄えでした。

フェナーレでは、主役のおヒメ様になった小平奈里紗さん(鹿屋女子高2年生)は18歳の誕生日で、みんなからたいへんな祝福を受けて、感涙されていました。

音楽と、演出は松永太郎さんと言う方です。
彼は生バンドを引き連れ、自らも歌い、大隈から奄美へラブレター届けにやってきたという意味の挨拶がよかったです。
情熱は時空を越えて、観客の胸にとどくものですね。